「Shift of the Ages」は、映像プロデューサー、スティーブ・コープランド氏を中心に発足したムーブメントです。
そして2005年、スティーブ氏とマヤ族大長老アレハンドロ・シリロ・ペレス・オシュラ氏との運命的な出会いにより、マヤの預言の真実を一人でも多くの人に伝えるため、11年間に及ぶドキュメンタリー映画制作のプロジェクトが始まりました。
その志は世界各地に広がりつつありますが、日本でも、『「今、変革のとき。」分離社会から調和社会へ』 とのコンセプトで、「時代の変化を起こすムーブメント」に繋がるであろう各種の活動を2010年から開始。世界の先住民族の叡智のシェアリング、物質ではなく、目に見えないものにこそ大切なことがあることを伝える展示会などの共催を主として来ました。
そこへ、東日本大震災がやってきました。
地震が来る、天災が来る、放射能が危ない、危なくない・・このような表面的な情報が飛び交うなかで、改めて、形もなく目に見もえないが、軸のしっかりとした「古来からの叡智」というものがいかに大切なものであるかということを、痛感させられます。
そんななか、わたしたちの活動の起点である「マヤ」について、2012世界終末説などに担ぎ上げられ、その真意について大きな誤解が起きています。
そして、2012年。
映画「Shift of the Ages」はついに完成し、さらに2013年、SOTA-JAPAN協力のもと、日本語字幕版も完成しました。
これは、決してマヤ族長老『Wakatel Utiw(さすらう狼)』に起こった特別な奇跡・軌跡ではなく、同じ地球で同じ時代を生きる私たち『一人一人の魂』に、今まさに起きていることなのです。
この映画を通じて、一人ひとりが何かを感じとってくれれば幸いです。
その意識が広がっていくこと。
それこそが、Shift of the Ages なのです。